第130回 「ワイガヤ感」で賑わいを出す
ゴールデンウイークに参加した
「山口オクトーバーフェスト 2018」。
本場のドイツビールと
ソーセージ、ムール貝などの
料理も堪能できるドイツの祭典が
「山口情報芸術センター(YCAM)」前の
芝生の広場に特設会場を作って
盛大に開催されていました。
なんかね、
けっこう「雰囲気」良かったんです。
正直、参加するつもりなかったんですけど
旧国道9号線側から会場を見たときに
巨大なテントの中の「人混み」が
半透明なビニールの窓からぼんやり見えて
自分もついつい参加したくなる雰囲気。
全国各地で開催しているイベントなので
「ノウハウ」が確立されてるんでしょうね。
私もそうでしたが、参加してる側も
「ワイワイ」「ガヤガヤ」活気があると
なんだか楽しくなってきますよね。
人は「テンション」が高いほど
モノをたくさん購入しやすくなる、
という研究結果が出ているそうですが
まさにそれを実感できるイベントです。
巨大なテントの中が
まるで1つの宴会場のようで楽しく
ビールを何杯でも飲みたい気分になってくる。
私はこのような
にぎやかな「場」の雰囲気を
「ワイガヤ感」なんて呼んでいて
飲食店や小売店では大切にしてもらっています。
実は、私たちは
「商品・サービス」そのものに
お金を支払っているのではなく、
「商品・サービス」から得られた
「気持ち」や「メリット」といったものに
大切なお金を支払っています。
だから、飲食店で言えば
どんなに美味しい料理が提供できても
接客、店の雰囲気、清潔度などが悪ければ
お客様は満足してくれませんよね。
逆に、
「オクトーバーフェスト」のように
「ワイガヤ感」があって賑わっていれば
多少のことは目をつぶってくれるでしょう。
まさに「お祭り」がそう。
お祭りの「露店」の食べ物って
割高だし、そんなに美味しくもないけれど
「お祭り」独特の賑わう雰囲気が
消費を楽しいものにしてくれてますよね。
この「ワイガヤ感」、
一体どうやって演出すればいいのか?
たとえば「街づくり」では
街頭に「ベンチ」を設置することで
人の「滞留」を促し「賑わい」を演出する
手法がよく使われていますよね。
ショッピングセンターでも
「広場」を設けたりして
「賑わい」を意図的に演出しています。
飲食店で言えば
「オープンキッチン」にすることで
店内の「賑わい」を演出できる。
最近の「バル」ブームは
お客同士がぶつかるくらいの
「席間隔」が人気を呼んでいますよね。
このように
私たちは「賑わい」を求めている
と言っても過言ではないかもしれません。
あなたも「ワイガヤ感」で
商売繁盛してみませんか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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