第124回 「違い」から学べる人になる

「分析」とは分けて、比べること!



私の1個上の先輩が

「ヘアサロン」をやっているんですね。



いわゆる理髪店。

だから、男性客が中心。



これが、なかなか繁盛していて

スタッフさんを3人雇っています。



先輩の話では

1人の子がよくやってくれていて

お客様もたくさん付いている。



だから、彼が望むなら

店を出してあげて

そのうち譲ってあげたい。



他の理髪店オーナーからしたら

羨ましい話ですよね、多分。



いったい何が違うんでしょうか?



この「違い」を考えてみることが

私たちにとって、実はとっても大切。



厳しいことを言うと

この「意識」を持てない人は

何をやっても上手くいきません。



繁盛店とそうでない店、

上手くいったときと上手くいかなかったとき。

ハイパフォーマンスとローパフォーマンス。

大手と小規模・零細企業。



などなど

「違い」を見つけていくことで

その「差」を埋める「方法」に気付きます。



これが「ギャップ(差異)分析」です。



私たちの「日報」では

1日の「Good」と「Bad」の

仕分けをしてもらうために



「上手くいったこと」

「上手くいかなかったこと」



という「ワク」を

「日報」の中にはじめから作っていて

この「ギャップ分析」を

習慣化してもらっています。



上手くいったことは

「ルール化」してもらって

上手くいかなかったことは

改善するか、いっそ止めてしまう。



こうすることで

「計画」「実行」「チェック(分析)」「改善」の

PDCAサイクルを1日単位で回していくことで

自然とビジネスが成長し始めます。



ただ、

このことをよーく理解していないと

「Good」と「Bad」の仕分けが

ただの「1日の感想」に

なってしまっている経営者もいます。



また、

「ツール」などの手法に

すぐ飛びついちゃう経営者がいますけど

その中でPDCAサイクルが回せなければ

いつまで経っても成果は伸ばせません。



ちなみに

私の先輩が経営している理髪店の

他店との「違い」は「採用方法」と「集客」。



この「仕組み」が

先輩の店を繁盛店としているのは

ほぼ間違いがありません。



ここで詳しく紹介するのは避けますが

先輩の店の「立地的な」特性も

大きく関係しているとだけ言っておきます。



これとあれは何が違うんだろう?
理想の状態になるのに足りないものは何だろう?



こんな視点でビジネスを考えてみませんか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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