第117回 「手数」は「一撃必殺」を凌駕する
「量より質」か?
「質より量」か?
テーマによっても
「答え」は変わってくると思うのですが
ことアウトプットに関しては
絶対に、絶対に「質より量」。
なぜなら
「量」をこなせば
必然的に「質」に転化するから。
だから、
まずは「量」を意識する。
「質」はそこまで追求しない。
また、
武道には「量稽古」という
言葉があるように「守破離」を前提に
「質より量」の重要性を伝えています。
では、
「販促」ではどうなのかと言うと
これもやっぱり「質より量」だと思うんですね。
「一撃必殺」を狙うより
「手数」で圧倒するのが販促の王道。
チャンピオンの戦い方です。
なぜかと言うと
脳の中で、情報の「優先順位」が上がれば
記憶はより定着しやすくなるワケですが
その「優先順位」を上げるには
脳の中で何度も「出現」させるのが有効だから。
もう1つ
定着しやすい記憶として
「エピソード記憶」がありますが
これは個人の体験に依存するものなので
不確実性が高いように思います。
ユニクロの柳井会長の
著書『一勝九敗』(新潮文庫)では
新しいことに挑戦すれば
10回やって9回は失敗する。
だから、
早く「失敗」に気付くこと、
「小さく」失敗すること、
何より「10回」挑戦することが大切。
といったようなことが書かれています。
これは「販促」も同じ。
確実に「集客」できる
広告なんてものがあれば
誰もが金持ちになれるのですが
それもなかなか難しい。
広告を出して、
反応が少なかったからという理由で
広告を出すのを止めてしまっては
いつまでたっても成長の「角度」は変わらない。
記憶のメカニズムを考えたとき
あなたのビジネスの「情報」を
何度も何度も「受け手」に届けることこそが
実は、販促の「最短距離」だということ。
「手数」は「一撃必殺」を凌駕する、
ということなんですね。
タウン誌に毎月掲載して年12回
毎日発行の「メルマガ」で年間365日。
店舗の「立地」が幹線道路沿いなら
通勤・通学の際に見ることになるから
年間240日×1日2回(行き帰り)=480回
こうやって考えると
いかに広告やイベントは
「継続」していくことが大切
だということが分かりますね。
「販促」はとにかく「手数」!
どれだけお客様に「接触」できるか、
どれだけ情報を「露出」できるか、
そんな「視点」で考えていきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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