第104回 人間は「快・不快」で動いている。
深夜3時に
「ハッピーターン」を食べながら
ふと思ったんです。
なぜ私たちは
自分に甘いのか?(笑)
たとえば
「勉強していたら、
いつの間にかマンガを読んでいた。」
「ダイエット中なのに、
夜中にお菓子を食べてしまった。」
「目の前の忙しさに追われて
会社の方向性を考えるのを後回しにしている。」
などなど
私たちが自己嫌悪する場面はたくさんあります。
どうして、どうして
あんなに心に強く決めていたのに
ルールを守れなかったんだろう。
そもそも
どうして私たちは
自分自身をコントロール
できないことがあるのでしょうか?
それは
私たち人間に組み込まれた
行動プログラミングの中に
「快か、不快か」という判断基準が
存在するからです。
しかも、
「快か、不快か」の判断基準は
そのプログラミングの中でも
最優先されるものの1つ。
だから私たちは
ボヤっとしていると
ついつい自分に「快適」な方を
選択してしまう「生き物」です。
大抵のことは
「快・不快」のプログラムに沿って
判断していれば大丈夫だと思いますが
冒頭の話のように
「飽食」の時代に
美味しいなものばかり食べていたら
あっという間に太って不健康になるでしょうし
勉強して
資格を取らなければいけないのに
ついついマンガを読んで時間を無駄にする。
そういう笑えない事態も起こり得ます。
きっとその原因は
自分の中の「判断基準」が曖昧だから。
自分の行動を律する、
きちんとコントロールする
「判断基準」を持てば
最悪の事態は防げます。
たとえば
「投資か、消費か」
という判断基準を持てば
マンガを読んでいる
この時間は果たして「投資」の時間だろうか?
ただ、「消費」しているだけではないのか?
と自分を客観視して
行動をいさめるキッカケになるでしょう。
あるいは
「目的か、手段か」
という判断基準を持てば
「そもそも何のために
いまこの作業をしているのか?」
と「方向性」や「時間配分」で
失敗するリスクを抑えることが出来ます。
これらの「判断基準」は
「フレームワーク」と言い換えても
良いかもしれません。
たとえば
企業戦略を分析する「フレームワーク」に
有名な「3C分析」というのがありますが
3Cとは、
・市場(customer)
・競合(competitor)
・自社(company)
の3つの頭文字を取ったもので
この3つの視点から会社の成長戦略を
考えていこうとするもの。
このように
分析する「視点」を
あらかじめ持っておけば
私たちがすでに持っている
「快か、不快か」のような
本当に成果につながるかどうか
分からない「判断基準」に
従わなくても済みますよね。
自分のビジネスや人生に
有効な「視点」「判断基準」を
たくさん持っておきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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