第103回 「人は人を無視できない」

突然ですが、
ペンで「点」を2つ、水平に書いて
その下に「一本線」を引いてみてください。



ほーら、不思議。

なんとなく人の顔に見えませんか?

このように

私たちは人の「顔」や「姿かたち」に

敏感に反応するようにできています。



壁のシミが

「人の顔に見えて気持ち悪い」

なんて良く聞く話ですよね。



なんでもこれは

「シミュラクラ現象」とか言うそうで



人間(ヒト)の目は3つの点が集まった図形を

人の顔と見るようにプログラムされている

という脳の働き、のことなんだとか。



私たちはもともと

人や動物に出会ったとき、

敵・味方を区別したり、相手の行動・感情を

予測したりする必要があるので

本能的に相手の目を見る習性があるそう。



人や動物の「目」と「口」は

逆三角形に配置されていることから

「点」や「線」が逆三角形に配置されていると

脳は「顔」だと判断してしまうようです。



以上、ウィキペディア先生でした!(笑)



要するに、

私たちはどんな時も

「人」を無視することが出来ないんです。



だから、

広告物・販促物には「人物」は必須。



それも、

人の顔、もっと言えば

目線がこちらに向けられていることが望ましい。



これを意識するだけで

広告物の「反応率」は大きく変わります。



情報の「受け手」である

私たちと「目線」が合わない広告が

世の中にどんなに多いことか。



「人は人を無視できない」

という原則はホントに有効で



たとえば、店舗に

お客様がさっぱり来店されないとき

店の外に出て掃除をするだけで

注目されて宣伝になる、来店につながる。

これは実際によく聞く話。



「人は人を無視できない」。

この簡単な原則を使って

「販促」に活用しましょうね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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