第98回 プロダクトは「逆算思考」で生み出す
結婚式の退屈なスピーチって
聞いてて苦痛じゃないですか?
昨日、下関市で行なわれた
友人の結婚式に参加してきました。
そこで
「友人代表スピーチ」を頼まれていたので
失敗しないよう、事前に原稿を作成していました。
「友人代表スピーチ」って
だいたい次のようなイメージじゃないですか?
友人ならではの
エピソードを紹介しながら
少し「笑い」を取って盛り上げて
最後は、新郎新婦をお祝いして締める。
大体そんな感じですよね。
そこで、私も前日までに
以下の流れでスピーチを考えてみました。
1、 新郎との「接点」を思い出す
(クラス、部活、イベント、プライベート等)。
2、 接点ごとのエピソードを思い出す
3、 エピソードをすべて書き出す
4、 エピソードを取捨選択する
(列席者に楽しんでもらえるのはどれか)
5、 スピーチの流れを組み立てる
(祝辞→自己紹介→エピソード紹介→祝辞)
6、 「笑い」を入れる
7、 他人に見せてフィードバックをもらう
8、 修正する
9、 スムーズに話せるよう練習する
「間」を取る場所など調整する
10、本番
さて、結果はどうだったかと言うと…
お酒が回ってしまって
カミカミのスピーチでした(笑)
でも、新郎の会社の方から
「ナイススピーチ!」と握手を求められたり、
親族、友人からも「内容が良かった」と
たくさん褒めてもらいました。
新郎のプライバシーが
あるので内容は公開しませんが
「笑い」もしっかり取れました。
大切なことは、自分が期待する
「結果」を明確にイメージして
そこから「逆算」で考えること。
「結果」が明確にイメージ出来ていれば
やらなければならないことの
「過不足」が分かりますからね。
私が今回イメージした「結果」は
・聞いていて楽しい、笑える
・新郎の新たな「側面」を伝える
・新郎の頼りになる人物像を伝える
・新婦、新婦側が新郎を見直す
・最後に少し感動する
といったイメージ。
そこから「逆算」して
エピソードをチョイスしたり
内容の構成を考えたり
本番の練習をしたりしました。
当たり前ですが
この求める「結果」から
「逆算」して考えるプロセスは
ビジネスでもとっても大切。
そのために「事業計画書」や
「5カ年計画」などがあるのでしょう。
求める「結果」から
大きく離れていかないように
しっかり事前に「計画」していきたいですね。
何はともあれ良い結婚式で良かった。
ちなみに三次会まで
楽しんで帰ってきました(笑)
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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