第59回 「物語」は時代を超えて記憶に残る

『桃太郎』のあらすじを忘れない理由。
いったい何だと思いますか?



『ギリシア神話』、『桃太郎』に始まって

最近では『ハリーポッター』に至るまで

私たちは「物語」「ストーリー」が本当に好き。



桃から生まれた桃太郎。

3匹のお供を連れて鬼ヶ島で鬼退治。



『ハリーポッター』なら

親戚の家で暮らす

厄介者のハリー・ポッターが

魔法学校に入学して仲間とともに

闇の魔法使いヴォルデモートを倒す。



また、ビジネス系で

よく聞く「開発秘話」なら



1969年、米国の化学メーカー「3M」が

非常に弱い接着剤を作り出したが

当時は使い道が全く思いつかず

数年後、本に紙を貼ることを思い付き

「ポストイット」が誕生したというストーリー。



なんでこんなに「物語」は

人々の心をつかんで離さないのか。



私なりに考えてみると

「物語」はさまざまな「要素」を

「連続性」の中に閉じ込めておけるので

物事を記憶するのに適しているってこと。



もし、それぞれの「要素」に関連性がなく

バラバラだったら覚えるのは難しいですよね。



それをまるで「数珠つなぎ」の様にしておけば

どれか1つだけでも思い出せたら

そこからズルズルと芋ずる式に引き出せるはず。



つまり、商品・サービス、

あるいは会社そのものを

お客様に憶えておいてもらうのに

こんなに効果的なツールはないと

言えるんじゃないでしょうか?




母親のシミを解消したい一心で開発した

美白化粧品『キミエホワイト』



はじめてテレビでこのCMを観たときは

「うわ、上手だなぁ」と感心しました。

(真実でしょうが)



「物語」には

古今東西、私たち人類が

惹きつけられる何かがあります。



しかも、「物語」によっては

民族、宗教、言語を超えて

伝わっているものもあるので



こんなに強力なツールを

「販促」に使わない手はありませんね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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