第58回 いかに長い時間、注目してもらうか?

自社のスペースでどこに一番目が行くのか?



マックでコーヒー頼んだら

こんなのが付いてきて

とても感心してしまいました。



マクドナルドでは

フードもドリンクも基本的に

「トレイ」に乗せて提供するので



視線の滞在する時間で考えると

画像の場所に勝るPRスペースは

他に考えられないですよね。



お見事と言うほかありません。



ちなみに同日に

他の店舗に行ってみたら

(どれだけヒマなんだ 笑)



おそらく求人には

困ってなかったのでしょう。

商品PR用の紙が敷いてありました。



ということは

彼らはそれぞれ店舗の状況に合わせて

PR内容を変えているということ。

なんて使い勝手のよいPR方法なのか。



私たちはもっと

人の「視線」に対して意識を向けるべきです。



たとえば

小売店で「客動線」が長くなると

商品の「買い上げ個数」が増加して

「客単価」が上がることは良く知られていますが



そもそもこれは

歩く距離が重要なのではなく


お客様に買い回ってもらうことで

より長く「視線」が商品に

目を向けたからなんだそうです。



要するに

「視線の滞在時間」を長くすることが
より商品を売れやすくすることに直結するんです。



だからといって

店内の至るところに

POPなどを貼りまくっても

今度は「情報取得効率」が落ちてしまうので

やっぱりメリハリは大事です。



「視線の滞在時間」が大事なのは

クルマでびゅんびゅん飛ばせる

幹線道路沿いの店舗でも同じ。



動くスピードが早いと

「視線の滞在時間」が短くなってしまうので

ファミレスのような大型のポールサインを用意して

遠方からでも認識させないと入店してもらえません。



このように

「視線の滞在時間」をコントロールすることで

客数(入店率)や客単価(買い上げ個数増加)を向上させ

売上UPにつながる場合だって多いという話。



「いかに長い時間、注目してもらえるか」

こんな切り口でもう一度ビジネスを見直してみては?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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