第55回 「視点」がビジネスを変える
あなたの弱点は何ですか?
ちなみに、私の弱点は男性であることです。
いきなり何を言ってるんだ
と思われるかもしれませんが
ビジネスの「視点」の話です。
私は一応、男性であるので
女性の「視点」をというものが
正直なところ、よく分かりません。
「だから、いまだに独身なんだよ!」
という声が、私の友人・知人を中心に
たくさん聞こえてきそうです(笑)
ええ、その通り。
仰る通りですとも。
たとえば、「商品・サービス」を
女性向けに開発・提供しようと思ったときに
女性の「視点」が欠けていたら
お話にならないですよね?
たとえ私が女装してみたところで
女性の気持ちは分かるようにはならないし
まずは周りの女性に
聞いてみるのが一番の近道かもしれません。
というわけで
クライアントさんと一緒に考えた
新しい「商品・サービス」が
女性にどう受け止められるかを知るために
私は自社の事務の女性に聞いてみたりしています。
お客様が男性であれば
「商品・サービス」の「機能」「スペック」等を
伝えることが「商品・サービス」の購入に
効果があるだろうなと思いますが
女性の場合は
「商品・サービス」を使って
自分が具体的にどう変わるかという
「イメージ」が湧くかどうかが
大事なように感じるんですけど
女性の方、いかがでしょう?
これが民族、国籍、宗教、
年齢、地域性、価値観などという
「視点」の違いがさらに増えれば
ビジネスで一番大事な「お客様目線」が
よく分からなくなってしまいそうですよね。
最近、「ダイバーシティ」(多様性)
なんて言葉が使われるようになりましたが
「視点」が増えるのはビジネスに有利。
ちなみに私は
それでも「女性目線」を勉強したくて
女性ファッション誌を読んだり
前述したように女性の意見を聞いたりします。
そうすると
男性が思いもよらなかった「視点」が出てきたりして
「商品・サービス」を見直すのに役立つことも多いんです。
私たちコンサルタントは
「視点」の多さが商売道具だったりもするので
「書籍」から新しい「視点」をインプットしたり、
自分がいろいろ経験してみて「視点」を得ていますが
経営者の方なら
まずは自分の「思い込み」を疑ってみることが
「お客様目線」に近づける第一歩かもしれませんね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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