第38回 客単価はお客様からの評価である

もしお客様があなたのサービスに

満足していないとしたら?



先日、7年ぶりに再訪した飲食店。

おそらくそのお店の

客単価は1,500円程度。


お昼に使う金額としては

なかなかの高単価ですよね。



聞けば30年以上

商売として成り立っているのですから

すごいお店だと思いました。



私のクライアントさんの中で

お昼メインの飲食店さんは

客単価900~1,100円のところが多いので

お昼に1,500円を使ってもらおうと思ったら

いかに大変かがよく分かります。



経営者であれば

ほとんどの場合「客単価」が高くなって

売上に貢献してくれることを望んでいるはず。



たとえば、飲食店の場合

単純にメニュー単価を

上げればいいのかというと

そう簡単な話ではありません。



客単価を上げると

普通は敬遠されて客数が少なくなったり

来店頻度が落ちてしまったりしますよね。

結局、売上が下がってしまっては元も子もありません。



また、「客単価」は

立地、店構え、料理の質、接客、店内の雰囲気など

その「客単価」に相応しいレベルが求められるので


お客様がもっている「基準」を下回っている場合は

容赦なくお店から離れていってしまいます。



つまり、

「客単価は、お客様からお店への評価である」

とも言えるので



もしお客様が減り続けているとしたら

そのお店は「客単価」に見合った「価値」を

提供できていないということです。



それでも私は

個人店や小規模企業は

高めの「客単価」を設定するべきだと思っています。



なぜなら

「安くてそこそこ」は

大手の得意とする分野で

勝ち目がないからです。



仮に、安売りをして

一時的にお客様が増えたとしても

利益が残らないようなビジネスでは

経営者や社員が疲弊していくばかりじゃないでしょうか。



高めに設定した「客単価」で

お客様に満足してもらえるように


・「商品・サービス」のクオリティUP

・接客サービスのレベル向上

・店構えの雰囲気づくり


など

もっともっと良いものを提供できるように

見直し・改善を続けていくことが大切でしょう。



私が仲良くさせてもらっている

山口県内で有名な飲食店の創業者は


「高い客単価に見合うサービスを
 追い求めていく姿勢こそが大切だ。」


と、仰っていました。



基本的に

提供する価値に対して
客数と客単価はバランスする

ので


「客単価はお客様からの評価」だと思って

日々精進していきたいですね♪



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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