第37回 「見える化」はすべての改善の出発点
もし新人スタッフに
ある業務のマニュアルを作って渡すとしたら
どのようなものが良いでしょうか?
きっと
まず大まかな業務の「流れ」を
書き出してみるのではないでしょうか。
そうすると
いろんなことに気付きます。
「この順番、入れ替えられるかも。」
「このステップ必要かな?」
「大事な部分が抜けてる!」
などなど。
そうです。
書き出してみてはじめて
見えてくることも多いんです。
いわゆるこれが「見える化」です。
・トヨタの「かんばん方式」はどこが優れているのか?
・グルメサイト「食べログ」が圧倒的シェアの理由は?
・なぜ「日報」を書くと売上が上がるのか?
実は、これらにはすべて
「見える化」が関わっています。
トヨタは「かんばん」と呼ばれる作業指示書で
前工程と後工程をつないで「見える化」し、
「必要なものを必要な時に必要なだけ作る」
という効率的な部品の補給システムを完成させました。
グルメサイトの「食べログ」は
お客様の口コミを「見える化」して
宣伝臭さのない信用できる情報を提供したことで
10年先行していた他のグルメサイトを追い抜きました。
そして
「日報」は頭の中でイメージ止まりになっている
アイディアやスケジュールを書き出すことで「見える化」して
具体性、実現性を飛躍的に高め、
PDCAサイクルを毎日回すことで成果につなげます。
このようにすべての「改善」の
出発点となるものが「見える化」なんですね。
業務の「見える化」と頭の中の「見える化」。
そのどちらにも効果的なのが「日報」です。
まだ書いていない人は
書き始めることを強くオススメしますし
書いている人もPDCAサイクルを
どんどん回していってください。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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