第36回 あなたは何屋さんですか?
山口県周南市に
「TSUTAYA図書館」、「スターバックス」を
核テナントとする駅ビルがオープン。
近くで飲食店を運営している
私のクライアントさんがいて
人の流れなど大きく変わりそうなので
さっそく現地調査に行ってきました。
行ってみると
TSUTAYA図書館の混雑ぶりもさることながら
スタバにとんでもない行列が!
都会にお住いの方には
想像できないかもしれませんが
地方の小さな都市に初めてのスタバが
オープンするときってこんな感じ(笑)
それにしても
スタバの集客力って凄いですよね。
カフェなんてどこにでもあるのに
何だかんだスタバに行っちゃうのは
なんでなんでしょう。
もともとスターバックスは
「サードプレイス」という
コンセプトを掲げて事業を展開。
「サードプレイス」とは
現代人にとって第1の場所が「家」、
第2の場所を「職場」だとしたとき
その2つの場所を行き来するだけでは
誰だって息が詰まってしまうので
そんな現代人に安らぎの場所を!ということで
第3の場所=スタバを利用してもらう
というコンセプトなんだそうです。
「サードプレイス=第3の安らげる場所」を
お客様に実感してもらうには
・通りに面したオープンテラス
・(基本的に)全面禁煙
・ゆったりできるソファー席。
・席と席の間隔は広い
などが必要条件になってきます。
まさにこれがスタバの特徴ですよね。
当時の一般的な考え方だと
「禁煙」にしたらタバコを吸う人は来なくなるし
「回転率」が生命線のカフェで長居されたくないし
「席数」が少ないと経営効率が悪い
と社内からも反対の嵐だったそうですが
「スタバはただのカフェではない、
サードプレイスを提供する会社である」
と断固としてコンセプトを曲げなかったそうです。
そのお陰か
スターバックスのコンセプトは受け入れられ
世界中に店舗が増えることとなったというワケです。
それでは
私たちのビジネスはどうでしょうか?
「私は○○屋である」
そう明確に言い切れるでしょうか?
実は私が所属している
日報ステーションは
あまりコンサルティング会社である
ことを謳っていません。
「日報コンサルタントは
【日報】を通して経営者を応援する仕事です。」
これがコンセプトです。
がんばる経営者と一緒に
立ちふさがる問題を解決したりと
実際には
コンサルティング業務もありますが
あくまで経営者を応援するのが主軸。
メインが「応援」で
サブが「コンサル」です。
なかなか変わったコンセプトで
「そんなビジネス成立するの?」
と言われることも多いですが
いまや全国に日報コンサルタントがいます。
同じように
美容師さんでも
髪を切るのが仕事ではなくて
お客様を美しく生まれ変わらせる仕事と
捉えている人がいてもいいですよね。
保険屋さんではなく「人生ビジョン」屋さん。
ジュエリーショップではなく「プロポーズ請負業」。
などなど
いろんなコンセプトがあっても良いはずです。
さて、ここでもう一度質問です。
あなたは「何屋」さんですか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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