第32回 キング牧師のように話したい!
人の心を揺さぶる話にはどんな特徴があるのか?
誰だってスピーチやプレゼンで
人の印象に残り、人の心を動かしたいと思いますよね。
私も同じです。
しかし、なかなか上達しないもの。
そんなときに私がいつも思い出すのは
歴史上最高とも評されるキング牧師の演説。
1963年8月、職と自由を求めるワシントン大行進の際、
リンカーン記念館で人種差別撤廃を呼びかけた演説。
いかがでしょうか?
私なんて何度聞いても心を揺さぶられます。
どうすればこのように
心を揺さぶる話し方ができるのか?
私なりに考えてみると
キング牧師の演説には
1、 人種差別撤廃という明確なテーマ
2、 「I have a dream…」など
同じフレーズを繰り返すことで印象を強めている
3、「たとえ話」がまるで目に見えるように的確
「私には夢がある。いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、
かつての奴隷の息子たちとかつての奴隷所有者の息子たちが、
兄弟として同じテーブルにつくという夢である。」
3、 歌でも歌っているかのようなリズムの良さ
5、絶妙な「間」の取り方
他にもたくさんあると思うのですが
とくに2、4、5、は話の内容より
記憶に残っている感じがするほど印象的です。
有名な「メラビアンの法則」でも
人の第1印象は
「見た目・表情・しぐさ・視線など」の視覚情報が55% 、
「声の質・話す速さ・声の大きさ・口調など」の聴覚情報が38%、
「言葉そのものの意味・話の内容」の言語情報が7%、
と言われています。
ということは
話の内容で心を揺さぶるよりも
もしかしたら「雰囲気、しぐさ、話し方」などを
先に鍛えた方が効果の出るのは早いのかもしれません。
そういえば
政治家の小泉進次郎さんなんかも
聞いていてなんだか心を揺さぶられる
話し方をされている気がします。
演説、スピーチ、プレゼンなど
人の心を揺さぶる話し方のできる人から
話し方のエッセンスを学びたいものですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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