第30回 すべては「Attention」から始まる

「Attention」=注意を引く



星の数ほどある商品の中から

自社の商品を見付けてもらうのは

なかなか簡単ではありませんよね。



では、どうやってお客様の注意を引くか?



どのメーカーも

それこそ死に物狂いで

日々アイディアを練っています。



先日、ドラッグストアに行ったとき

ある商品に目が止まりました。

別に買うつもりではなかったのにです。



それがこの商品の販促物。

ボシュロムのコンタクトレンズケア商品

「re-nu(レニュー)」の販促物です。



小さなライトが3つ

左から右へ点滅しているだけ。



たったそれだけなのに

確かに私の目は止められ

「何だろう?」と注目をしました。



お客様の購買行動をプロセスにしたものを

「AIDMA」や「AISAS」と言い



「AIDMA」=①注意を引いて(Attention)

       ②興味を持ち(Interest)

       ③欲しがらせ(Desire)

       ④記憶させ(Memory)

       ⑤購買させる(Action)



「AISAS」=①注意を引いて(Attention)

      ②興味を持たせ(Interest)

      ③検索させ(Search)

      ④購買させる(Action)

      ⑤シェアさせる(Share)



というようなステップで表わします。



この2つの「消費者購買行動モデル」も

どちらも場合も最初のステップは

「Attention」(注意を引く)です。



注意を引けなければ

次のステージに進むことすら叶いません。



まずは、お客様の「注意を引く」
これが決定的に大事です。



スーパーやドラッグストアには

たくさん商品があるので

目立とうと思ったら大変ですよね。



そこで「動画」の商品は

3つのライトを順番に点滅させることで

「光」、「動き」という

イレギュラーを生み出しました。



それにまんまと

私は引っかかったワケです。



このように

人の注意を引くには

いま現在どのような状況にあるのかを

正確に把握している必要があります。



そして意図的に
「違い」「イレギュラー」を作り出すこと



いつも同じ手法が通用するのではなくて

そのときの状況に応じて

どのようなことをすれば

もっとも注意を引くことができるのか。



もし競合商品が

同じような販促物を用意したとしたら

一気に目立たなくなりますよね。



「違い」をつくること
それを広く「知らせる」こと。



これが「販促」をする際の鉄則ですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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