第28回 2極化が意味するもの
福岡の繁盛店巡りをして、あることに気付きました。
それは繁盛店が2極化しているということ。
2極化している要因の1つが
「食べログ」、「エキテン」など
レビューサイトの台頭です。
もう1つが
「フェイスブック」「インスタグラム」など
SNSで情報の拡散が進展していることです。
お客様がお店のレビューをどんどん書き込み
それを見た人が来店するかどうかの
判断のよりどころをレビューサイトに頼っています。
また、
SNSにより他人の経験が
ほぼリアルタイムで知られることとなりました。
要するに
お客様の評価が「見える化」されること
他人の経験が「見える化」され拡散すること
この2つの「見える化」が
今までの商売のやり方を大きく変えています。
それに加えて
私たちが日々触れている「情報量」が
10年前と比べて700倍以上になった
というデータもあるほど世の中の「情報量」が増えました。
まさに現代社会は「情報爆発」社会。
世の中の「情報量」が増えると
相対的に私たちは1つ1つの情報に
時間的コストを割くことが難しくなるので
たとえ「検索」して調べるとしても
せいぜい1ページ目の情報くらいしか
見てみようとは思いません。
そのことが引き起こすのは
人気があるところはどんどん人気になり、
不人気なところはどんどん不人気になる。
ということです。
想像してみてください。
もし自分の店や会社が
まだ確固たる地位を確立していないとしたら?
めっちゃ怖いですよね。
それを避けるためには
① 知ってもらうこと
② 選んでもらうこと
③ リピートしてもらうこと
この3つが大切になります。
この3つさえ上手く回れば
どんな商売でも上手くいくと思いませんか?
また、これは
① 知ってもらうためにたくさん「露出」をつくる
② 選んでもらう「違い」をつくる
③ リピートする「仕組み」をつくる
と言い換えることも出来ると思います。
いまの世の中の情勢を把握して
適切な戦略を実行できるようにしていきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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