第27回 「営業は足で稼げ」には2つの意味がある(ザイオンス効果)

「営業は足で稼げ」



経済が右肩上がりで成長していた時代や

バブルのときなんかは

よく言われていた言葉です。



一般的に

この言葉が意味するところは



営業の打率が一定だとしたら

訪問先を増やせば増やすほど

契約数が増える。



そう捉えている人が

多いんじゃないでしょうか。



しかし、私的には

もう1つ意味を込めることも

出来るんじゃないかと考えています。



それが何なのかというと

「ザイオンス効果」です。



「ザイオンス効果」は

単純接触効果とも呼ばれ

心理学者ロバート・ザイオンスが発見した

コミュニケーションにおける傾向で



人に接する回数が増えるほど
その人に好印象を持つようになる効果のことです。



要するに

「営業は足で稼げ」という言葉には



見込み客のところに何回も足を運んでいれば

親しくなれる傾向があるから

「営業は足で稼げ」=お客と何度も会え

という風にも捉えることが出来るのではないでしょうか。



何もこれは営業に限った話ではありません。



ビジネスにおいて

顧客接点をどう増やすかというのは

とくに顧客の常連化、ファン化を

目指すうえで大切になってきますよね。



ちなみに

私たち日報ステーションの営業マニュアルには

営業時に最低3~5回は見込み客とお話してから

契約をすることが明記されています。



なぜかと言うと

早い段階で契約になったとしても

「応援日報コンサルティング」を誤解されたままだと

途中で解約になるケースが多いからなんです。



「接触回数が増えれば親近感が増す」



このザイオンス効果が示す

人間の心理傾向を上手に使って

お客様と長いお付き合いをしていきたいですね。



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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