第20回 店内の見えやすさが来店率を決める

イメージしてみてください。



お店の入り口に

分厚くて重々しい扉。



これだと

店内に入りにくいですよね。



たとえば

スーパーやディスカウント店だったら

店内が見えないお店はほとんどないはずです。



逆に

ラグジュアリーブランドの路面店だったら

扉は分厚くて重々しくて

店内は見えないことが多いですよね。

(インショップは除く)



でも

飲食店はどちらの場合もあって

ファストフード店は間違いなく店内が見えるし

割烹料理店はかなりの確率で店内が見えません。



さらに

洋服屋さんなんかだと

重厚な扉で店内が見えなかったとしても

壁面に小窓が取り付けてあったりして

店内が少し見えるようになっていることが多い。



なんだかよく分かりませんね。

一体これは何を意味しているんでしょうか?



これを説明するには

「店内透過度」という言葉を

借りてくる必要があるようです。



「店内透視度」とは

店内の様子がどれだけ外から見えるかの度合いを表し

透視度が高いと、お客様に安心感を与えて

「店内に入ってみたい」と思わせる効果があります。



利益率が低い

スーパーやディスカウント店は

客数や購入点数が生命線なので

気軽に店内に入ってもらった方が良いし



ラグジュアリーブランドは

他人との差別化・特別感を訴求しているので

誰でも入店できるようであっては困る。



飲食店は

価格帯や利用シーンによって

ターゲット顧客がまったく違ってくるので

店内透視度の設定もさまざまなのでしょう。



要するに

自分のお店とお客様に合わせて

「店内透視度」を適切に

コントロールすることが必要だということ。



もしお客様を増やしたいけど

なかなか上手くいかないという人は

店内の見えやすさを調整してみるのも

1つの手かもしれません。



………………………………………………………………………

日報コンサルタント 伊藤博紀

※「応援日報」サービスのお問合せは

(株)日報ステーション TEL 083-976-4124 まで

ホームページ: http://nippo-st.com/

メルマガ  :「なかづか日報 一日一語」

↓↓↓登録は下記より↓↓↓

        http://nippo-st.com/magazine01.html

………………………………………………………………………

1分で読める!小さな会社の販促の極意 日報コンサルタント 伊藤博紀の販促ブログ

「自分らしさを独自の強みに変えればビジネスは変わる!」 社員5名以下の会社の売上を伸ばす専門コンサルタント。 山口市、宇部市など山口県内を中心に飲食店、理美容室、士業、花屋、営業会社など多種多様な業種のクライアントの売上を改善させている。 ちょっとしたビジネスのコツ、販促のやり方など実際の事例を中心にお役立ち情報を発信中。