第511回 「役割」を与える。
なにが人を変えるのか!?
こんばんは、
日報コンサルタントの伊藤博紀です。
「委員長キャラ」って
クラスに1人はいるじゃないですか。
勉強が出来たり
スポーツが出来たり
周囲からの人望があったりと
学級委員長に選ばれる理由は
さまざまだと思うんですけど
何かの分野で
一目置かれているという意味では
共通点があると思いませんか。
ところが
時として人生は残酷なもので
一目置かれるものを持っていないのに
学級委員に選ばれることだってあるんです。
そんな経験をしたのが
何を隠そう私です。
それは
小学4年生の時だったか
クラスでの投票の結果、
委員長キャラとは程遠い私が
「学級委員」に選ばれてしまったのでした。
さらに、
これからバディ(笑)を組む
女子の学級委員はクラスの中でも
何と言ったらいいか個性的な子。
後から聞いた話ですが
パートナーを組ませたら面白そうだからと
クラスの女子が結託した結果だったようです。
きっと
いたいけな伊藤少年が
女子に嫌われるような、
仕返しを計画されるような
悪いことをしたんだと思います(笑)
自業自得だったんでしょう。
当時から私は
勉強もスポーツも人望も
特別優れているワケではなく
学級委員長とは無縁のキャラ。
実際に、
私にとってこれが
人生で初めての学級委員長でした。
当然、
はじめてなので
何をどうやったらいいか分からず
最初のうちは
右往左往するのですが
小学生とはいえ馬鹿でも次第に慣れてきます。
当時
リーダーシップなんて
微塵も持ち合わせていなかった私も
たとえば
学級会なんかで
しっかり仕切らないと
意見が時間内にまとまりませんからね。
子供ながらに
自分しかいないんだ、
皆に迷惑をかけちゃいけないと
妙な「使命感」を持っていたように記憶しています。
要するに、
「やるしかない」んです。
そして
やってみれば
意外と出来るものなんです。
これも後から
女子に聞いた話ですが
最初は
右往左往して面白かったけど
だんだんクラスをまとめ始めたので
つまらなくなったんだとか。
女子って怖いですね。
あ!恨みを買ったのは私か(笑)
長くなりましたが
結局、何が言いたいかと言うと
人に成長して欲しかったら
「役割」と「責任」を与えるべきということ。
どれだけ時代が変わっても
やっぱり人は社会的な生き物ですから
「集団」の論理を守ろうとするんです。
あなたにも
心当たりがありませんか?
私も
コンビニの店長をやったり
営業所の所長をしたことがあったり
会社の統括マネージャーをしていたりと
採用・育成に
関わってきた経験の中で
成長してほしい相手に
「役割」と「責任」を与えることで
まるで人が変わったように
働き方が変わるケースを見てきました。
小学生の頃の
ダメダメな伊藤少年が
学級委員の務めをなんとか果たせたように
私たちには
無限の可能性が
眠っているのではないでしょうか。
その可能性の
カギを開くキッカケが
「役割」を与えるということ。
「バイトリーダー」だっていいんです。
小さな部門の「責任者」だっていいんです。
「役割」を与えて
責任を持たせること。
信頼して見守ってあげること。
失敗した時はサポートしてあげること。
私たちが
社会的な動物である以上
簡単には放り出せないはずですから。
あなたの会社で
人がなかなか成長しないと
嘆いていませんか?
この機会に
なにか「役割」を与えてみませんか?
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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