第480回 ベストの答えを出すには?
根源的な「問い」に
「答え」を出せているでしょうか?
今更ですが
日報ステーションは
社員10名以下に特化した、
「コンサルティング」
サービスを提供する会社です。
では、そもそも
「コンサルティング」とは
一体どのようなものでしょうか?
一般的に
「コンサルティング」の
本来の意味は「相談に乗ること」で、
いわゆるアドバイス業になりますよね。
言い換えれば、
相談者が抱える「問題」に
「解決策」を提示するのが
コンサルタントの「仕事」で、
相談者が望む
「あるべき姿」を見極め、
「あるべき姿」と「現状」との
「ギャップ」(差異)を解消するような
具体的な「アクション」を実行してもらう。
これがコンサルティングの
そもそもの「定義」なのかもしれません。
私たち
「日報コンサルタント」であれば
経営者の方が
「日報」を書いて
ビジネスを改善していく際の
さまざまな問題に対して
アドバイスするのが仕事です。
しかし、
たとえ同じ業種・業態で
一緒に見える問題を抱えていたとしても
「あるべき姿」の定義次第で
解決策は変わってきてしまうんですね。
たとえば
飲食業で成功するのが
ある経営者の「ゴール」だとして
全国展開して
時代の寵児となるのか、
自分の目が届く範囲の
1店舗で地域の名物店となるのか、
それとも
まだ世の中に存在しない
新しい飲食店を生み出すのがゴールなのか、
成功をどう定義するかで
取り得る「アクション」は
必然と違ってきますよね。
全国展開するには
だれでも出来るマニュアルを作って
店長をたくさん育てる必要が出てきます。
世の中に存在しない
飲食店を生み出す場合には
まったく新しいアプローチが必要でしょう。
このように
意外と世の中には
定型的な「解決策」なんてものは
存在しないことが分かりますよね。
もし
この問題・課題にはコレ!
みたいな「解決策」があったとしても
それが
「一般化」されている以上は
真にベストの「解決策」でないのは明らか。
なぜなら
それぞれのビジネスには
それぞれの「文脈」があるはずだからです。
ここに書籍と
個別コンサルティングの
「違い」があるかもしれません。
「問題解決」とは何なのか?
あなたにとって
成功とは「何」であるのか?
そこから求められる
「あるべき姿」とは何なのか?
この根源的な「問い」に対して
あなたが答えることが出来なければ
本当の意味での「問題解決」には
近づけないのかもしれませんね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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