第425回 「入社式」
人がもっとも
学べる瞬間とはいつか!?
日報ステーションにも
とうとう「新卒」の新入社員が
入社してくれるようになりました。
広島県出身、
山口大学を今年卒業した
正真正銘のフレッシュマン。
彼にとっては
社会人のスタートとなる
人生の大きな節目になるので
まだまだ
社員10数名の
日報ステーションですが
ささやかな
「入社式」を執り行ない、
そこで、
司会を務めたのは私、
日報コンサルタントの伊藤。
厳かな雰囲気を出すために
ゆっくり明瞭な発声を心掛けて
無事に終えることが出来ました。
そのあと
外に出て会社の前で
記念写真をパシャリ。
それから
近くの飲食店で
歓迎会を兼ねたランチ。
新社会人の彼にとって
良い思い出の1つとなる
入社式であったことを願うばかりです。
だって、
考えても見てください。
売り手市場の
いまの世の中なら
国立大学卒とくれば
それなりの大手企業に
就職することも出来ただろうに
わずか創業11年の
こんなベンチャー企業を
選んでくれたワケですから。
ただ、私も
嘘をつくのが嫌いなので
ぶっちゃけて言うと
彼が数カ月前に
会社とセミナーの見学に来た際に
「まずは大手企業で働いてみたら?」
と提案してたんですよね。
だって、
彼にとっては
人生の大事な分かれ道で
「新卒」というブランドは
就職活動ではたった一度しか使えない
いわば「不可逆」の性質だから。
まずは大手企業に入って
会社が大きくなった要因である
「ノウハウ」や「仕組み」を
きちんと学んで身に付けてから
ウチに入社したってぜんぜん遅くない。
こう言っちゃなんですけど
慢性的なコンサルタント不足の
わが日報ステーションには
実力さえあれば
いつだって入れるわけですから。
※中司には注意されました(笑)
これについて
言い訳をさせてもらえれば、
彼のキャリアを考えればこその発言です。
だから、
あえて荒波に飛び込んできた
彼の勇気と決断には拍手したい。
まぁ、たしかに
大手企業のように
高度に分業されたシステムで
歯車の1つとなって働くより
本人が希望すれば
いろんな業務に関わることが出来る
ベンチャーや小規模企業の方が
ビジネスマンとしての
成長の速度は早いのかもしれません。
日報ステーションの
顧問をしてくださっている方からも
「しっかり育ててやるのが会社の役目。」
と彼のことを託されたものの
私自身、まだ一人前の自覚がないので
あまり自信が持てません(苦笑)。
そうは言っても
日報コンサルタント歴4年の私が
社長の中司祉岐を除けば
社内で一番のベテランになってしまいました。
フランチャイジーには
もっとベテランがいるんですけどね。
日本では
「マネジメントの父」とも呼ばれる
経営学者ピーター・ドラッガーは、
「人に教えることほど
勉強になるものはない。」
という名言を残して
組織内での「知識の伝達」を
ことさらに強調していました。
そういう意味では
組織内での「知識(ノウハウ)の伝達」、
今風に言えば「ナレッジマネジメント」で
組織の中で
できる人だけが
持っている「暗黙知」を
誰にでも理解できる
「形式知」に変換して
共有することによって
組織の「生産性」を
高めることが出来ますよね。
そのための手段としての
「標準化」や「マニュアル化」も
実現しなければなりません。
とにかく
上手に「教える」が
組織が大きくなる必須条件。
この「教える」を
軽視したり、諦めたりするのは
経営を放棄しているのと一緒。
心に刻んでおきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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