第411回 「見えないもの」が見える人

いま見ているものは

「氷山の一角」でしかない。



私たち

日報ステーションが提供する

月1回開催の少人数制の経営塾、



「限界突破塾 第5期」で

私に課せられた講師としての役割も

残すところ「あと1回」となりました。



いやー

前回の限界突破塾の

「文字起こし」に

「講義内容のまとめ」。



これが終われば

いまの私の時間配分が一気に改善し、

営業活動や応援日報コンサルティングに

再び時間を集中することが出来そうです。



ところで、

日報ステーションでは



日報コンサルタントとして

新たに社員が雇用されると、



全6回、

それぞれ6時間(=36時間!)もある

「限界突破塾」の動画を観ることが

「新人研修」の必須科目として課されます。



当然、

私が新人のときも

この動画を「かぶりつき」で観て



日報コンサルタントとしての

基礎中の「基礎」を学んだのですが



「文字起こし」のために

久し振りに「動画」を観てみると



当時とは

別の側面にフォーカスが当たって

前回とはまったく違う種類の

「学び」を得たりするんですね。



それはきっと

こんな私でもいくらか

成長することが出来たお陰で

当時とは「違う視点」が身に付いていたから。



これと同じように

スポーツや習い事など

物事が上達する「過程」で



私たちの見ている

景色が大きく変わる経験が

誰だって1度や2度くらい

あるのではないでしょうか。



ビジネス書を再び読む際も

しばらく期間を置いた後だと

前とは違う「文脈」が見えてきたりするので

(大抵はより抽象的な文脈の場合が多い)



私は同じ本を

最低でも3回は読むことを

自分に課していて



学びの

段階的な「発展」過程を

強制的に生みだせるように

自分の中で「仕組み化」しています。



なんでも

「成人発達理論」という分野では

大人の知性の発達には3つの段階があり



1、 環境順応型知性

2、 自己主導型知性

3、 自己変容型知性



といった「段階」を経て

より複雑な世界への

対応能力が備わってくるんだとか。



何が

3つの知性を分けるかと言うと

私たちが情報をどのように受け取るかの

「フィルター」の存在の有無と関わり方の違い。



「環境順応型知性」

情報を選別するフィルターを持たず、



「自己主導型知性」

どのような情報を受け入れるかを

選別するフィルターを自ら作り出すことが出来る。



「自己変容型知性」

フィルターそのものを

客観的に見ることが出来る。



要するに、

知性が次の段階に進むほど

自らの「視点」が可変的になり

見える「要素」が増えてくるんですね。



だから、

本を読んで

以前は見えなかったものが

見えるようになったということは



以前より

知性のレベルが一段階

上がったとも言えるワケです。



賢い人たちは私たちが

見えていないものが「見える」。



なんか悔しいですよね…



私たちも

ものごとを見る「視点」、

努力してもっと増やしませんか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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