第404回 「アドバイス」する側、される側
自分の人生のこれまでを
振り返ってみてください。
自分がこうだと信じている
「考え方」や「行動の習慣」を
たった1度でも
他人のアドバイスによって
変えられたことがあるでしょうか?
自分が強く
こうだと信じている
「信念」や「習慣」をですよ?
おそらくきっと
あなたが納得していなかったら
絶対に変えようとしなかったはず。
何かのキッカケで
「思い違い」に気付いたり
新しい「価値観」の方を
信じることにしなければ
私たちは
「考え」や「行動」を
なかなか変えられない生き物ですよね。
ところで、
私たち日報ステーションが
社員5名以下、10名以下の
会社の経営者の方に
提供しているサービスは
毎日の「日報添削」、
毎月の「定期面談」がセットになった
「応援日報コンサルティング」サービスです。
「日報」は
事業計画の日々の「進捗」と
「アイディア」や「気づき」、
そして「改善」を行なうことで
いわゆる
「PDCAサイクル」を
きちんと回すためのツール。
それが1人だと
なかなか続けられないから
進研ゼミの
赤ペン先生のように
私たち
日報コンサルタントが
送られてきた「日報」に
毎日「応援メッセージ」を書いて
経営者の方に送り返すのです。
そして、
毎月の「定期面談」は
経営者1人では解決できない問題を
日報コンサルタントと
一緒になってアイディアを出し合い
解決して実行計画を立てるための時間。
その「定期面談」で
優秀なはずの経営者の方が
「立場」や「経験」に捕らわれて
しばしば偏った「見方」で
世の中やビジネスの状況を
眺めていることに気付かされるんですね。
また、
そのとき悩まされている
「課題」の解決策について
お互いに意見を出し合う中で
なかなか
「自説」を曲げられない
経営者の方の姿に驚かされます。
そして、
こうも思うのです。
「私もきっと
当事者になれば同じだろうな」と。
冒頭で言ったように
私たちが他人のアドバイスを
素直に受け入れられない
困った「性分」なのだとしたら
アドバイスする側は
一体どうすれば良いのでしょうか。
人は決して変えられない。
「コーチング」で
よく言われるこの金言は
どのように活用すればいいのか?
人に変わってもらうには
自ら「気づいて」もらうしかない。
アドバイスする側は
相手が「気づく」ように
仕向ける必要があるのではないでしょうか。
そこで
私がよく使うのが「質問」です。
経営者の方に「質問」して
相手がそれに自然と答えるうちに
自分の偏った「見方」「考え方」に気づく。
アドバイスする側は
相手が「気づく」までの
「道のり」のガイド役に過ぎない。
つまり、
人は自ら変わる以外、
他人には決して変えられないということ。
このことを
肝に銘じる必要がありそうですね。
自ら変わる!
という意識を持った
経営者の方を待ってます!
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日報コンサルタント 伊藤博紀
※「応援日報」サービスのお問合せは
(株)日報ステーション TEL 083-976-4124 まで
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