第261回 あの人は何を基準に選んでいるのか?
「お客様目線」になることが改善のはじまり。
3連休の真ん中に
同級生たち数人と新山口駅前に
飲みに出かけたんですね。
東京で働いている
同級生が帰ってくるので
飲食店に
ちょっとだけ詳しい私が
7つほど候補を出して
選んでもらうという展開に。
出した候補は、
・奥まった場所の海鮮居酒屋
・お店が綺麗でホテル1階の居酒屋
・オープン間もない炉端焼き居酒屋
・新山口で人気の焼き鳥居酒屋。
・「食べログ」で評価の高い居酒屋
・駅反対側のこだわり居酒屋
・人数増えてもOKな居酒屋チェーン
で、その中から
選ばれたのが焼き鳥居酒屋。
別の店を選ぶんじゃないかと
私にとっては予想外だったので
集まった時、
本人に聞いてみたんですね。
「なんでこの店を選んだの?」って。
そしたら、
「写真を見たら美味しそうだった」って。
調べてみたら
候補に挙げた飲食店は
どこもグルメサイトと有料契約して
「見栄え」を良くしている店が多かった。
その中でも
どうして焼き鳥居酒屋だったのか?
焼き鳥居酒屋のページを
実際に見てみてハッと気づきました。
これか!
これがその理由か!
そういえば
メニュー表を見るや否や、
彼女が真っ先に注文したのが
「鶏のたたき ネギまみれ」
まるで
そのメニュー目的で
この店を選んだと
言わんばかりの注文の仕方。
お店の雰囲気、
どんな業態か、
値ごろ感など
総合的な店の魅力を超えて
「どうしてもアレが食べたい!」
この一点のみでも
お店の選択基準になりうる。
そのことを実感した出来事でした。
このように
その人がどうして
その商品・サービス・店を選んだのか?
異性だったり、世代が違う人の
「視点」や「価値観」は
なかなか自分では実感できないので
実際に「生の声」を聞いてみると
とても勉強になりますよね。
私たちが
「お客様目線」を見失わないために
飲食店経営者なら「食べ歩き」、
他業種の経営者でも
なるべく他店を利用してみるべき。
お客様がどういう目線で
商品・サービスを見ているのか。
これを知るにはやっぱり自分が
お客側になってみるのが一番。
街中にころがっているお客様視点。
いつまでも忘れないようにしたいですね。
………………………………………………………………………
日報コンサルタント 伊藤博紀
※「応援日報」サービスのお問合せは
(株)日報ステーション TEL 083-976-4124 まで
ホームページ: http://nippo-st.com/
メルマガ :「なかづか日報 一日一語」
↓↓↓登録は下記より↓↓↓
http://nippo-st.com/magazine01.html
………………………………………………………………………
0コメント