第198回 「新しい」ものに人は心惹かれる
人の興味はどこに向かうのか?
この3連休に
ある商業施設で開催されていた
「アイスクリーム博覧会」
なるものに行ってきました。
やたらと
「トルコアイス」推しだったので
それを食べるつもりでいたのですが
大流行した「台湾風マンゴーかき氷」、
パティシエが作る「ケーキ風かき氷」など
他にも興味をそそられる
アイスクリームがたくさんあって
トルコアイス「ドンドルマ」より
画像の2つを注文してしまいました。
これがかき氷だなんて
私たちはなんて時代に生きているんだ!と
本当に驚くばかりです。
とくに、画像の
「パティシエがつくるケーキ風かき氷」とか
見た目が凄くないですか!?
まさに「インスタ映え」ですよね~。
お客さんを観察していたら、
各店舗、各アイスクリームの
集客状況がざっくり掴めてきました。
広告で盛んに推してあった
日本で唯一の認定トルコアイス職人が
その場で練り上げる「ドンドルマ」と
パティシエが作る
「ケーキのようなかき氷」、
それから「台湾風マンゴーかき氷」に
お客さんの大半が集まっていました。
この状況って
ビジネスの世界での競争状況を
見事に描写している状況だと思いません?
たくさんのお客様が集まる「場」で
お互いが「違い」をアピールして
ある程度キャパのある「胃袋」に
なんとか入れてもらおうと
必死にアピールしている状況は
まさに市場競争そのもの。
こういった市場競争で
勝ち抜くための「セオリー」は何なのか?
以前にこのブログでは
アメリカの伝説のコピーライター、
ジョン・ケープルズが唱えた
効果の出る「キャッチコピーの原則」を
ご紹介したことがありました。
この法則の
1、得になる情報
2、新しい情報
3、好奇心をあおる情報
4、手っ取り早く簡単な方法
はすべてのビジネスで
有効に使えると思います。
たとえば、1番目は
スーパーの「特売」情報に限らず、
ビジネスモデルでは
「LINE」、「スカイプ」など
多くのアプリが採用している
「フリーミアム戦略」などが
当てはまるのではないでしょうか?
また、2番目に当たるのは
「新商品・新サービス」の提供は勿論、
目新しいビジネスコンセプトは
いつだって人々の興味を引きますよね。
今回の「アイスクリーム博覧会」では
「パティシエがつくるケーキ風アイス」は
私にとって見たことも食べたこともない情報だったので
ついつい注文せざるを得ませんでした。
要するに、
このジョン・ケープルズの
効果的なキャッチコピーの原則を意識して
ビジネスコンセプトそのものや
広告、PRの「切り口」を考えることが出来れば
「市場競争」で有利なポジションを
取りやすくなるのではないでしょうか?
このように
すでに80年近くも前から
人の目を引く、効果的な「切り口」が
明らかにされているのですから
これを有効に使わない手はありません。
ぜひ理解して
上手に活用していきたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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