第170回 「意味づけ」を変えて結果を変える

皆さま、
父の日に何かしましたか?



私の父はもう高齢ですので

何をあげたら良いか分かりませんでしたが

とりあえず親父が普段なら選ばないであろう

爽やかな色合いのシャツをプレゼントしました。



しかし、よく言われますが

「父の日」って「母の日」に比べたら

ちょっと存在感が薄いですよね。



それは何故なのか?



・腹を痛めて産んだのは母親だから?

・子育ての主導権はまだまだ母親だから?

・伝統的な価値観のせい?



こういった状況の中では

これから先も「父の日」の存在感の無さは

なかなか変わりそうにありません。



では、どうすればいいのか?

こんな時は「意味づけ」を変えるしかないでしょう。



たとえば

江戸時代の発明家、平賀源内は

「土用丑の日、鰻の日」という

日本初のキャッチコピーをつけて

鰻を食べる文化を一気に広げました。



あるいは、

ご存知「バレンタインデー」は

本命にチョコレートをあげる日に加えて

お世話になっている人へ「義理チョコ」を上げる日、

大切な友達に「友チョコ」を上げる日へと

「意味づけ」を変えながら消費を拡大しています。



さらに、暑いから

アイスを食べるのではなく

寒い冬にもアイスを食べる文化を

作るキッカケとなったロッテの『雪見だいふく』。



このように

「父の日」の存在感をもっと増すには

「意味づけ」そのものを変えていくしかないのでは?



たとえば

あくまで冗談ですが

こんなのはどうでしょうか?



「父の日」に、男の子は父親と

日本の国技である「相撲」を取る。



そうして

勝てるようになったら食事をおごる、

通過儀礼のようにしてしまうとか(笑)。



女の子の場合は

彼氏がいれば父親に会わせる。

いなければ父親とデートに出かける(笑)。



真に受けないでほしいのですが

これくらい「意味づけ」を変えないと

なかなか強力な「母の日」に負けない

存在感は出せそうにありません。



要するに

「意味づけ」を変えてしまうことで

今までにない成果を出そうという発想。



あなたの会社の商品・サービスは

今のままの「意味づけ」「定義」で大丈夫ですか?

これを機会に見直してみませんか?



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日報コンサルタント 伊藤博紀

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