第135回 「催事・イベント」で新規獲得し、ファン化する意識を持つ
一昨日の「母の日」は
何か贈られましたか?
私はお世話になっていた花屋さんで
プリザーブドフラワーを購入しました。
これはもともと
「知り合い」だったからこそ
購入したワケで
もし知り合いの花屋がなければ
利用しやすいショッピングセンターや
スーパーの花屋で購入していたかも。
だって、男性にとって
花屋のハードルってけっこう高いから
なかなか知らない路面店へは
訪れようとは思いません。
逆に、
「花屋」さん側からしたら
「母の日」のようなビッグイベントは
新規のお客様を獲得する絶好のチャンス。
これをキッカケに
毎年の「母の日」はもちろん
「墓参り」「送別」「普段使い」など
お店の「常連客」となってほしい。
これがほとんどのお店の
心からの「願い」でしょう。
「母の日」は
日本全国あらゆる世代を巻き込む
ビッグイベントなのでチャンスは無限。
しかし、
先ほども言ったように
私たち男性や、ふだん利用しない人は
「接点」のないお店へはなかなか来店しない。
では、どうすればいいのか?
1つのポイントは
どれだけ事前にお客様と「接点」を持ち
「母の日」向けの商品があることを
周知できるかどうか。
要するに
お客様の「母の日」選びの
「選択肢」の1つに入れてもらうこと。
ここがスタート地点
なのではないでしょうか。
ただ、情報発信もせず
「待ち受け」営業していても
昨年と同じか、もっと悪い結果になることは
「火を見るよりも明らか」。
① 知ってもらって
② 選んでもらって
③ リピートしてもらう
この「繁盛三原則」を
抜かりなくきちんと
実行することが何よりも大切です。
でも、
これがなかなか出来ないんですね。
理由はいろいろですが
・人が足りなくて忙しかったり
・ダラダラと怠けていたり
・集客・販促への意識が低かったり。
「商品・サービス」のクオリティの前に
お客様へのPRの段階で負けていたりする。
ここに大手と個人店の「差」の本質があります。
たとえば
なぜ同じ生花でも「価格」に差があるのか?
花には「等級」があり
すぐ枯れてしまう「花」と
何週間も「持ちが良い」花があることを
私たちは普段あまり考えたりしません。
お客様と業者の間には
たいてい情報格差(ギャップ)があって
もしかしたら消費者は誤解をしたまま
あなたに「悪い評価」をしていることも。
だから「情報発信」という名の
「啓蒙」をしてお客様を「育てる」姿勢が大切。
・お客様は何を判断基準に
「商品・サービス」を選ぶべきなのか?
・自分達はどんな信念で商売をしているのか?
・こだわっているのはどんな部分なのか?
そんな「情報発信」をしないと
お客様は価格が安く、利便性の高い
「大手」に流れていってしまいます。
「催事」に限らず
普段からお客様を「育てる」「啓蒙する」
「情報発信」で常連化、ファン化していく
姿勢を大切にしたいですね。
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日報コンサルタント 伊藤博紀
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